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スペインもブラウンGP [F1]

第5戦スペインGP、結果だけ書けばジェンソン・バトンが今季三度目のポール・トゥ・ウィンで4勝目(圧倒的じゃないか我が軍は…と言われかねないが)

スタートはブラウンGPのルーベンス・バリチェロがポールだった同僚ジェンソン・バトンの前に飛び出し、フェラーリのフェリペ・マッサはKERSの力を借りてセバスチャン・ベッテルの前3番手に滑り込む。

前戦敗退したトヨタはスタートを失敗、トゥルーリはフォローしようと頑張るがコースアウトからコースに復帰&スピンで多重クラッシュの主要因になり計4台リタイア
トゥルーリって結構好いドライバーなんだけど、時々こんなスタートミスしてこういう状況を招いちゃうんだよね
(やっぱ今季優勝は遠退いたな)

数周セーフティーカーで過ごした後にバトル再開

予選でつまずいたフェラーリ、キミ・ライコネンは9番手走行のBMWザウバーのニック・ハイドフェルドより速いペースなので、抜きにかかるかと思いきやKERSが使えない??
(というマシントラブルのようで…)そのまま追走していたが、マシン自体が走れなくなりリタイア…
アクセルコントロール系のトラブルとのことらしいが、KERSを含めてコントロールされているから、電装系弱しの昔のイタ車クオリティーは雨以外でも現われてきたのか?

相方のマッサは、トップ争うブラウンGPの2台には少し届かないまでも、スタートで抑えたレッドブル、セバスチャン・ベッテルを終始抑えてランデブーでそのままゴールかと思われたが、ゴール間近に燃料不足(1,2周ほど?)が発覚!で、エコドライブでベッテル、そしてルノー、フェルナンド・アロンソにも道を譲り辛うじてゴールにたどり着く

計算ミスは(普通には)有り得ないから、給油装置のどこぞに不具合でもあったんだろうが、この(昨年から増えてる)ミス連発はマシンが良くなって来てるだけに勿体ない

今季トップ2の一角レッドブルはベッテルはKERS付きのマッサを抜けないまま同じタイミングでピットも重なり本領発揮出来ないままに、その間同僚マーク・ウェバーはスタートからしばらくはその後方ポジションだったのに、マッサトレインに連ならなかったのでピット戦略で終盤は彼らの前方へ結局3位フィニッシュ

1,2フィニッシュのブラウンGP、戦略的に2台とも3ストップの予定だったが、タンクの軽かったポールのバトンがバリチャロにトップを奪われ先行逃げ切りが出来なくなったので、他チームの動きも考慮して(他チームも多い)2ストップに変更、で、結果的にバトンが優勝ということに
(もし、ベッテルがマッサに抑えられていなければブラウンGPの2台の間でさらに面白い展開があったかもしれないが)

ヨーロッパラウンド突入ということで、各チームかなり気合の入ったバージョンアップをしていたがブラウンGP&レッドブル強しにフェラーリが対抗できるかも~って上がってきたけど、トヨタは少し後退、バーレーンまでにそれなりにバージョンアップしてきてたマクラーレンは一歩進んで二歩下がるに

それぞれファクトリーで改良パーツを作っているんだけど、昨年度までと違ってシーズン中テスト走行禁止の為に、出来たての改良パーツはレース直前のフリー走行でブッツケで試さなければならないから、いくら地力のあるチームでも追い上げていくのは大変だよな

そんな中で、昨年度最後までチャンピオン争いしたハミルトンとマッサが、今季のチャンピン争い脱落を認めるような発言をしたのは、チームの士気を下げるから駄目だと思うな


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あーららぁーまたやっちゃったよフェラーリは。。 [F1]

第5戦、スペインGP。F1もヨーロッパラウンド突入ということで各チームそれぞれマシンのバージョンアップ!
とくに今まで大したアップデートしていなかったフェラーリは一気に挽回!?
土曜午前のフリー走行でも1,2のタイムを出すなど。今シーズンのトップグループに加わるか???って感じになりつつあったのに…

肝心の予選ではライコネン。Q1の序盤で出したタイムで安心したままマシンを出さず、Q1終盤のラップタイムの上昇で順位が下がってQ2進出出来ず…
というマレーシアGPの予選(前回はマッサ)と同じミスを繰り返すとは

今季は今まで以上にラップタイムが接近しているのだから、余程のタイムを出さないとQ1で安心タイムなんかにならないのは誰もが知っていることなのにね

マッサが4番手を取れていただけに勿体ないという以前にフェラーリってアホとしか言いようがない(なぜかチームがこんなミスをするときはミハエルがピットにいるんだよな)

同じく今シーズン不調のマクラーレンもバージョンアップしているはずなんだけど、いまいち結果は出ず…
前回までに小出しにデュフューザー等を投入したので全体としてバランスが悪いのか??

今季注目だったKERS、今回はフェラーリとマクラーレンの2チームのみで、一番の推進派?だったBMWザウバーは空力全般見直したボディとの相性の悪さから非搭載に
ルノーも開幕4戦のデーターから、今後は主に非搭載になるとか
と、言いながらも、後半に搭載をするというチームもあったりでシーズン終盤までいろいろありそう

ということで、予選はブラウンGP、レッドブルが速く、トヨタもそれに続くがフェラーリが片足突っ込んだという結果。

トヨタは前回、予選1,2を取り十分入賞を習えるチャンスをゲットしながら、戦略ミスで3位、7位と敗退で今回の予選は復活フェラーリに先行された…
ま、前回のレースは、簡単にいえばタイヤの選択ミスなんだけど(他チームのタイヤ状況のチェックを怠り最初のミスを修正しないままってのがチームとして問題)、勝てる時に勝たなかった(勝てなかった)って事で、今後はトップ3間の争いだけでなく、地力のあるフェラーリやマクラーレンが上がってくるのでトップ争いはさらに激化するだろうから、下手すると今シーズンも勝てないままに終わる恐れあるかも


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茶色→赤牛、レッドブル1,2で翼さずかる [F1]

中国GPは上海インターンナショナル・サーキットの決勝は雨

セバスチャン・ベッテル、ポール・トゥー・ウィンでレッドブルにチーム創設5年目の初優勝を!


先週末のレースが始まる前の話題から

まずは、以前少し話題に出していた車体後部下の空力パーツのディフューザーに関して

ブラウンGP、トヨタ、ウィリアムズ(其々手法は違うが)の3チームが使用しているタイプ(他チームが使っている標準的なディフューザーに対して最近はダブル・ディフューザー、そしてこの3チームはディフューザー3と呼ばれている)に対して他チームからクレームが有ったのだが4月15日にFIA国際控訴裁判所は有効と認めた。

結果、早速マクラーレンとルノーは密かに用意していたダブル・ディフューザーを一基ずつ持ち込み、それぞれのエース、フェルナンド・アロンソとルイス・ハミルトンのマシンに(テスト無しのぶっつけながら)金曜日のフリー走行(今季はシーズン中のテスト走行が禁止になったので実質テスト走行でもある)から使い始めた。

それから、地上波放送ででも大きく取り上げられているKERSに関しては、フェラーリはマレーシアGPにてフリー走行中に白煙が出たり、レース中の雨の影響で停止したりとトラブルも有ったので今回は非搭載。ルノーも信頼性その他の面から今回は非搭載(ルノーのKERSはフェラーリと同じ製造元だし…)

BMWザウバーは非搭載だったロバート・クビサは金曜日のフリー走行で試したが、本戦では非搭載。

と、言う事で今季注目のKERSはBMWザウバーのもう一台とマクラーレン・メルセデスの2台だけになってしまった。


こう言う状況の予選で速かったのはディフューザー3のチームとレッドブルで、それに対して新ディフューザーをゲットしたアロンソとハミルトンとフェラーリのキミ・ライコネンが食い下がり、結果レッドブルのセバスチャン・ベッテル&マーク・ウェバーの1,3の間を軽めの燃料でアロンソが食い込み、その後ろに好調ブラウンGPのジェンソン・バトンが続いた。

本戦は雨。可也厳しいようで、セーフティーカー(SC)先導でのスタート。レースは終盤までヘビーウェットで視界もかなり悪かった模様。

今期のレギュレーションの成果と雨の為に、多数のバトル&トラブルは有ったけど、飛びぬけて速かったのは、ブラウンGPとレッドブルと言う事で、レースの結果はレッドブル1,2、ブラウンGP3,4と言う結果(可也端折っているな…)

以下、注目ポイント

フォース・インディアのエイドリアン・スーティル、戦闘力劣るマシンだけど雨で荒れたレースはひたひたと上がってく、6位入賞まじか。。の残り5周でコントロール失いクラッシュリタイア。フォース・インディアのマシンは可変フラップも付いていない(フラップにモーターを組み込むと重くなるでフロントノーズ全体を強度を保ちながら軽量化しなければならないのでコストがかかる)のに好く頑張りました。

フェラーリはKERS非搭載で戦力低下、マッサはリタイア、ライコネンも序盤の電装系の不調で抜かれまくりと、雨のイタ車そのものって感じ

ルノーは新パーツのアロンソはセーフティーカーの消えるタイミングを読み違えて没落、ピケjrはそれ抜きにしてもパッとせず、首危うし

マクラーレンのハミルトンは新パーツ&KERSパワーで頑張るも終盤スピンアウト連打で旧パーツのコバライネンが先行

トトロッソは車体自体は兄貴分のレッドブルとほぼ同じなので、侮れない存在になりつつある

地上波放送の序盤、レース開始までに散々トヨタのヨイショをやっていた、けど、トゥルーリは残念なモライ事故でリタイア、しかしグロッグは健闘

ウィリアムズはディフューザー3の中では、いまいち結果残せていない、今回はロズベルグは戦略ミス、一貴はミッショントラブルらしいけど、相変わらずパフォーマンス低いよな

ブラウンGPは相変わらず、速いけど、今回はレッドブルには負けていた。

幾つかの要因はあるが「タイヤに熱が入りにくかった」と有ったから、マシンのメカニカルグリップが優れている=タイヤに優しく、今回の状況に合いにくかったかも知れないのと、最速の今期仕様のマシンを用意出来たのは良いが、今のところ資金はホンダ時代ほど湯水のごとくは出来ないプライベーターなので、マシンを進化させる資金が不足している(実際予備のパーツも十分では無いらしい)ので、新スポンサーも付いたが安定した財政がカギかも

で、レッドブルだが、ダブル・ディフューザーもKERSも無いのになぜ最速だったか??

それは設計のエイドリアン・ニューウェイ、がマシンレギュレーションの大幅な変更って事で気合が入って"空力の天才"復活!って事じゃないかな?
(1990年代のウィリアムズ・ルノーの黄金期やマクラーレン・メルセデスを復活させた人だからね)
レース前にはドライブシャフトがかなりヤバいとかって不安要素有ったらしいから、雨で無ければ、負担が大きくて2台ともリタイアの可能性も有ったわけだ(有る意味フェラーリの雨の電装系とは逆だね)

レッドブルとブラウンGPって幾つか面白い共通項があるんだよね

どちらも、F1チャンピオン絡みで発足したチームが母体(元チャンピオンのジャッキー・スチュワートのスチュワートと設立当時チャンピオンだったジャック・ビルヌーブがマネージャーと組んで作ったBAR)をエンジンを提供していたメーカー(フォードが自社ブランドのジャガーレーシングとホンダはホンダ)レーシングF1)がチーム買い取り乗り出したんだけど、運営が滅茶苦茶になり低迷した後に(1ドル&1ポンドで)売却されて現在のチームに至っている


と言うことで、名門チームの逆襲はヨーロッパラウンド待ちかな~



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マレーシアGPにスコールを呼び込むのはバーニー [F1]

第2戦マレーシアGP、レースを簡単に語ると

ブラウンGP、ジェンソン・バトン、2戦連続ポール・トゥ・フィニッシュ!

スコールにより赤旗、31周で終了

普通だったら「天候だから仕方ない…」なんだけど、今回はそうと言い切れない背景有り

今回も、ヨーロッパでTV観戦しやすい時間へ!と言うおとなの事情

前回のオーストラリア同様に
レースのスタート時間が繰り上げられての(現地時間)5時スタート

これは熱帯マレーシア、クアランプールでは非常にスコール確率が高い時間帯
そして、もし雨が降っていなくても、赤道直下はオーストラリアほど日は長くなく
レース終盤は夕闇迫る危険な視界状況の可能性が高かった。
(実際、赤旗中断中、再開に備えてヘルメットのバイザーを日除け→クリアー系に取り替えていたらしい)

マレーシアサイドは、今回のスタート時間は失敗とし変更を求めているようだが、
FOAのボス、バーニー・エクレストンはECでの視聴率が高く成功だったと、変更拒否の姿勢。



レースはやはり予選からブラウンGPは速く、対抗トヨタ、それらを追うレッドブル、ウィリアムズにKERSパワーで食い下がるフェラーリ、BMWザウバーとルノーは少し煮え切らず、遅れてマクラーレン、そして低予算で頑張るトトロッソ&フォース・インディアと言う感じの構図ながら予選タイムはかなり接近しているので、予選Q1で安心タイムを出したつもりで車降りてたフェラーリのマッサは気が付けば15位以下で敗退。

本戦はセカンドローからウィリアムズのニコ・ロズベルグがトップに飛び出し、トヨタのトゥルーリとブラウンGPのバトンが追い、4番手にルノーのフェルナンド・アロンソがKERSでうまくスタートダッシュを決めジャンプアップするが、上位グループの中では(燃料多めでも有ったが)速さに劣り、以下早々にトレイン状態に、ルーベンス・バリチェロはさすがの最速ブラウンGPですぐに攻略、しかしフェラーリのキミ・ライコネンは可也の苦戦だがアロンソのミスをついて攻略、次のレッドブルのウェバーが割と速く攻略出来たことを考えると、ルノーVSフェラーリの時のようなKERS同士の場合はそのパワーの使いどころが被れば中々抜くのは難しいかも知れない。

その後、各車一回目のタイヤ交換が始まり、トップ3では最後にピットインしたバトンがトップ、以下ロズベルグ、トゥルーリ、バリチェロ。。。ライコネンはその少し前、黒い雲が空を覆いだした頃のタイヤ交換で(大ギャンブルと言うか)ウェットタイヤにするが、本降りまでには(4~5周は)早過ぎて、降り出した頃にはタイヤに大ダメージで後方に沈む

熱帯のスコールは激しくなり、レースは赤旗中断で50分ほど待機の後にレース終了!

赤旗中断の1周前(=31周)を通過した順位がレースの成績となり、レース自体が規定周回の56周の75%以下なのでポイントは通常の半分
1位はバトン、2位BMWザウバーのニック・ハイドフェルド、3位トヨタのティモ・グロッグ。。。

フェラーリは今シーズンのレギュレーション大幅変更の不測の事態に対応する為に、経験豊富なアドバイザー、ミハエル・シューマッハを開幕2戦呼び寄せていた。
しかし、予選Q1で車降りてたマッサや早過ぎたウェットタイヤでライコネンを溺れさせたフェラーリの戦略ミスに対しての質問へミハエルは「ノーコメント!」と…
マシン自体は、前回よりは可也良く、フリー走行ではライコネンが好いタイム出していたが、終盤KERSから白煙出るトラブルもあり、本戦のスコールでも水没で作動停止と踏んだり蹴ったり

マクラーレン…と言うか、ハミルトンの例の事件(通称"ライゲート(偽証問題)")は指示したとされる担当のスポーティングディレクターのデイブ・ライアン氏は停職→離脱へ
しかし、まだまだ尾を引きそうな雲行きです。


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オーストラリアGPは逢魔時のわな [F1]

2009年F1開幕戦のオーストラリアGPは、新生ブラウンGPのエース、ジェンソン・バトンがポール・トゥー・ウィンで完勝した!

大幅にレギュレーションの変更が有ったシーズンはそれ以前の技術体系が崩れているので、新レギュレーションのツボを早く押さえたチームが有れば(特に開幕レースは)他を圧倒する事が有る…の典型的パターンかも知れないが

今回、圧倒的に速かったのブラウンGPは先シーズン後のホンダレーシングF1(以下HRF1)の急遽解散から、先行き不明だったのが開幕3週間前やっと改めてスタート出来たチーム

レギュレーションの変更のお陰でこのレース注目点が多すぎて絞り切れ無かったのだが


先日走ったマシンは大きく分けて3種類に分類できる。

一つは今シーズン導入されたKERS、もう一つはディフューザー、最後にそれらを装備していない車

KERSは以前日記でも触れたし先日のレースの放送中にも何回か説明されていたモノ
この装置に関しては搭載義務は無く選択だったので、開発の都合や車体バランスにより開幕戦で搭載していたのはフェラーリ、マクラーレン、ルノーの3チームとBMWザウバーはニック・ハイドフェルドのみ搭載で、ロバート・クビサは搭載していなかった。
KERSのシステムは30~40キロ有るらしく、BMWの場合はドライバーの体重差で重いクビサがの場合は車両の最低重量を上回り過ぎて不利になるなるので今回は見送られたらしい

ディフューザーとは車体後部下に取り付け、車体の下に流れる空気を後方にスムーズに流してダウンフォース増やす空力パーツ。
今季からの車体規定では設置不可能と思われていたのだが、レギュレーションの解釈で車体規定に掛からないモノを採用したのがトヨタ、ウィリアムズ、ブラウンGPの3チーム。
今回のディフューザーは1周0.5秒のアドバンテージが有るらしく、シーズン前から抗議しているチームも有り、FIAは合法としていたがレッドブル、フェラーリ、ルノーの3チームは正式に訴訟したとかで最終結論は4月14日に出る模様
しかし、その間に訴訟したチーム含めて同様のディフューザーを用意しだしたってのがF1らしいけどね…

で、それらを搭載して無かったのはレッドブル、トトロッソ、フォース・インディアとBMWザウバーのクビサと言う感じの開幕戦。

シーズン前の(合同含む)テスト走行で一番駄目だったのがマクラーレンで、調子が良かったのがディフューザー組、特にブラウンGPは初走行になったシーズン直前の合同テストから速さを発揮、オーストラリアGPのフリー走行でも、同様の傾向のまま進み、予選の結果もブラウンGPが頭一つ抜けた速さで1,2を取り、ディフューザー組が優位でKERS組はフェラーリ以外はQ3にも進出出来なかった。


今回のレースの特徴としてタイヤとスタート時刻ってのもかなり重要で…

昨年度からタイヤのサイズを変えないまま前後タイヤに有った溝4本を取り除いたので、前後のタイヤの接地面がほぼ同じだけ増える事になり、結果的に昨シーズンまでのグルーブドタイヤと比較すると今年からのスリックタイヤの前後バランスはフロントのグリップの方が強くなり、マシンの特性として車体後部が流れやすいオーバーステア傾向が強まる。

それに加えてKERS搭載車両は、そのシステムの殆どは後部にあると思われるので、さらにオーバーステアが強まる。
(逆にKERS非搭載車はその重量分をバラストで調整できる)

このあたりのバランスに関しては、昨年度最後まで競っていたチームは2009年仕様の開発に出遅れたと思われる。

スタート時刻って言うのは、今回のレースは現地オーストラリア時間では夕方の5時スタートだった。
(理由はTV視聴者の多いECタイムに合わせて)
言葉としてトワイライトレースなんてカッコ良く言っていたが、長くなる影や木々の間から差し込む光、それに周回を重ねるから日に向かって走るコーナも有り、(普通に車運転する人ならば分かりレベルででも)可也リスクの高いモノ。
さらに、現地はサマータイム末期の秋に近い気候なので、夕方から気温が急激に下がり出すのでタイヤのグリップが大幅に落ちる。(この時間帯は本戦までのフリー走行でも走って無いのでデーターも無かったはず)

車体のダウンフォースを減らした分、タイヤによるグリップ力の重要性が可也上がったって事を念頭に置いて考えていくとKERS搭載車はリスクがさらに増え、空力的抑えが強かった分ディフューザー組はリスクが少なかったってのが今回のレースをあらわしていると思う。

ま、KERSに関しては悪かった部分だけでなく、特にスタートダッシュは驚異的!で、他の部分に関しても改良されていくだろうけどさ…


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2009 F1変身 [F1]

昨シーズン終了後、ホンダの急遽撤退問題からブラウンGPとしての再出発など色々ありましたが、60周年を迎えたF1GPは今週末からオーストラリアで開幕!

今シーズンのチェックポイントは、大幅変更されたレギュレーションで変更個所はコスト削減(金融危機以前から検討せれていた)に関する事と"如何に競い易くするか?"に関する事。

前者はテスト走行の大幅削減その他、レースを観てる分には分かりにくいことなので省略するが、後者に関しては、見ているマシンの形そのものが代わり、レースを観る上でのポイントにもなるので要チェック!

F1の場合、技術の進歩で速くなり過ぎるとそれを抑える方向でレギュレーションを改定しており、そのひとつとしてコーナーでタイヤのグリップ力を下げる為にレーシングカーでは一般的な溝の無いスリックタイヤから溝付きのグルーブドタイヤへの変更が有った。
しかし、それを埋め合わせるためにマシンの空力の進化で強力なダウンフォースでグリップを高めて更に速く…なっただけなら良いのだが、その空力化の過程で車体後方の空気の流れは乱れ、前走車を抜く為に後方に付く事が難しくもなってきた。
それで、今年からはタイヤをスリックタイヤに戻し、車体への複雑な空力処理が出来ないようなルールに変わった。

具体的に書くと、空力パーツは基本的に前後のウイングのみで車体本体には昨年までのような各種ウイングやフィンの類が付けられなくなった。
その前後のウイングは、フロントはタイヤ幅いっぱいに拡大され、リアは以前より少し高い位置に3/4の幅のモノ

そして、フロントウイングには可変フラップが内蔵され走行中にドライバーが(1ラップ当たり2回まで)任意にフロントのグリップを増加させる事が出来る。

更に、技術的なチャレンジと言う事で今年から搭載可能(義務では無い)になったモノがKERS(運動エネルギー回生システム)

KERS(電車やハイブリッドカーなどにも搭載されているが)減速時のエネルギーを返還して蓄えて動力として活用するシステム。
大まかに分けて、その力を電気として蓄え動力にして使うモノと、フライホイールに運動エネルギーとして保存して使うモノが有るのだが、今のところは前者が使用される模様

KERSによって1ラップ約6.5秒、80馬力相当を使えば理論的にラップタイムは0.1~0.3秒アップ出来るとか…

前記の可変フラップと組み合わせると、以前抜くに抜け無かったケースでも抜く事が出来るかも知れないって事になるかもね
(ま、抜かれそうになった方も使うだろうから、使うタイミングも難しいだろうが)


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グリーンマシンからブラウンGPへ [F1]

昨年末、本田技研によるF1撤退により消滅しかかっていたHRF1、紆余曲折の末に、マネジメント・バイアウトによりチーム代表だったロス・ブラウン氏に売却されブラウンGPとしてスタートする事になった。

ドライバーはHRF1時代と同じ、ジェンソン・バトンとルーベンス・バリチェロ。

昨年11月の急な撤退発表の後、幾つか買収のうわさが上がりは消えて、その陰でチームのCEOニック・フライとチーム代表ロス・ブラウンによる買い取りにあたるマネジメント・バイアウトの話もたびたび上がっていた。

今回、オーナーになったロス・ブラウンはホンダ以前はベネトン→フェラーリでシューマッハをチャンピオンを取らせた人物して高名で有るが、前CEOで有ったニック・フライに関してはスーパー・アグリのスポンサー問題などを蔭で工作しチーム破たんに追いやったとか、HRF1の運営に関しても本田技研を無視し好き勝手にやっていたとか色々黒い噂の有る人物でも有った。

今回の決定、直前のF1チームの代表会議FOTAにN・フライは参加していたようだが、新しいチームにおいて(今のところ)名前が無いので、今後どうかかわるかは不明

マシンは昨年度の本戦で最下位争いをしながら、大幅にレギュレーションが代わる今シーズン用に作っていたものを使用。エンジンはメルセデスと契約、しかし「同一メーカーからエンジン供給は2チームまで」と言う規定が有り、今シーズンはマクラーレン以外にフォース・インディアが使用する事が決まっていたので、3チーム目の使用は特例として認められた模様なので、来期以降はエンジン供給先も探さなければならない。

あと、今シーズンから、シーズン中のテスト走行が禁止になったので、開幕までの3週間の間の少ないテスト走行で一般的なテスト以前に新たなエンジンをマシンに合わせなければならない、と言う状況なので元々HRF1と長期契約で、チーム存続のためには大幅減棒の発言もしていたジェンソン・バトンはともかく、バリチャロに関しては契約継続は無く引退決定的からの抜擢は昨年開発中だったマシンやチーム(メンバー)にも慣れていた人物の方がルーキー(ブルーノ・セナ)より十分テストできないままエンジン変更での参戦等の現状に適していると考えられたんじゃないかな…

http://f1-gate.com/brawngp/f1_2981.html

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さらばホンダよ。。こんにちはPSAプジョーシトロエン? [F1]

先日、ホンダは急遽F1から撤退した。

本田技研工業からは幾つか理由は述べられていたけど
(世の中の情勢の変化も有るとはいえ)余り筋の通ったものでは無かったし、見苦しかった。

モータースポーツの場合、それのバックアップとして単純にスポンサー以上の存在として自動車メーカーが付く事は多いし、自動車メーカーが主として参戦しているケースも多い事は事実であるがF1の場合、近年メーカーの比重が大きかったとは言え、参戦しているのはプロのチームで有る。

今回の(タイミングでの)撤退、他のプロスポーツで例えると、プロ野球で新規入団やトレードに海外大物助っ人等で来期に向けて戦力を整えキャンプで調整中にチームのオーナー会社の事情にでチーム解散!って感じに近いモノだと思う。

HRF1(ホンダ・レーシング・F1チーム)は前身のBARの時代から約700名のスタッフが来期のマシンも開発し、長年戦ってきたエースドライバーとも新たに3年契約を結び、新たなに契約したスポンサーは、そのことを発表する直前に撤退を知らされたらしい。

本田技研工業は、チームを買い取ってくれるところが有れば、今後運営していく能力有りと認められれば殆どタダ同然で売却するらしいけど

誰も引き取れなかったら、最低でも1億ポンド(約137億万円)の補償金の他、解雇手当などが必要らしい

そこで、噂レベルだが幾つか上がっている買い取り手としてスバルのラリー等を運営していたプロドライブ等が上がっているが、新たにPSAプジョーシトロエンと言う話も出てきた!

プジョーとシトロエンは同じグループ企業ながら別にWRC(世界ラリー選手権)に参戦しそれぞれ黄金期を築く名門で、レースにおいてはプジョーがル・マンの優勝など耐久レースでの実績を持ってF1は1994年マクラーレン→1995~1997年ジョーダン→1998~2000年プロストとエンジンサプライヤーとして参戦したが最高は出来なかった。

もし、今回のチームを買収したとしたも、エンジンをスグに開発なんてできないし、他メーカーのエンジンを使うのも自動車メーカーとしては(市販車なら結構あるケースだが)複雑な気分かもしれないしドウナルンデショウ?


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マッサ地元ブラジルで勝つが負ける、ハミルトン2008年チャンプに(700万ドル効果あり!?) [F1]

2008年のラストラウンドは第19戦はブラジルGP

場所は昨年と同じく南米最大の都市サンパウロ市街地にあるインテルラゴス・サーキット!(実は←の名前は通称で正式名称は1977年に事故で死亡した地元のF1ドライバーの名前から"アウトドローモ・ホセ・カルロス・パーチェ"だとか…)

チャンピオンシップのポイントはマクラーレン、ルイス・ハミルトン94p対フェラーリ、フェリペ・マッサ84pでマッサが逆転をするには、マッサ優勝ならハミルトンが6位以下、マッサ2位ならハミルトンが7位以下でと言う感じ



予選は地元で逆転チャンプを狙うフェラーリ、フェリペ・マッサがポールポジションをゲット、2番手最近好調トヨタのヤルノ・トゥルーリ、3番手キミ・ライコネン、4番手ルイス・ハミルトン、5番手ヘイキ・コバライネン、6番手フェルナンド・アロンソ、7番手セバスチャン・ベッテル。。。

シーズンラストも後半戦のチームパフォーマンスのレベルで代替落ち着いたポジションだが2強チームに食い込んだトヨタのヤルノ・トゥルーリ(熱有ったらしいが)久々のフロントロー!


本戦は、スタート直前に(ブラジル的)スコールのような雨の為スタートは10分遅れに変更。その間に各チームはレインタイヤの交換(微妙なセッティングの変更も有るか?)

そして雨の中スタート!トップグループは慎重に第一コーナーをクリアー、しかし、中盤以下で、レッド・ブルのデイビッド・クルサードがスピンでウィリアムズの中島一貴も巻き込まれ、クルサードのマシンがコースを横断してストップでセーフティーカー導入。

これが引退ラストレースだったクルサードにはドライバー視線で見れるカメラがヘルメットに取り付けてあったのだが、本戦ではリタイアまでの映像しか使えませんでした。
スピンの原因はウィリアムズのニコ・ロズベルグの追突だったらしいがラストレースと新カメラ、勿体なかったよ…


セーフティーカーは序盤で期間も短かったので、レースの流れを変えるような動きも無く5周目に再開、その頃には路面も乾き始め、ラップタイムを計りながら続々とタイヤ交換へ、タイヤ交換の微妙なタイミングの差で13周目の順位はマッサ、ベッテル、アロンソ、ライコネン、ジャンカルロ・フィジケラ、ハミルトン。。と(一時的とはいえ)ハミルトンには危険水域に…

その後、幾つかのバトルやタイヤ交換などを経てレース中盤、トップはマッサ、2番手ベッテルが追いファステストを出し合い、以下アロンソ、ライコネン、ハミルトン…とマッサ的には勝つしかない、ハミルトン的には5位キープ(でチャンプ!)と言う流れ

燃料搭載量などの絡みでベッテルはピットインで後退ハミルトン4位で安泰のまま淡々と終わるかと思いきや

終盤、再び雨雲が。。

ラスト数周残して殆どのマシンがピットインでウエットタイヤに

順位が入り乱れ

トップ(リードの有った)マッサは変わらず以下アロンソ、ライコネン、そして(タイヤ交換せず踏ん踏ん張ってる)トヨタのティモ・グロッグ、ハミルトンとギャンブルに出たグロッグに先行されたが5位キープしたのもつかの間にベッテルから追い上げられ抜かれ6位に転落

このまま行けばマッサ逆転チャンプに。。

ハミルトンはベッテルを追うが追い付けない…

マッサは一位でゴール!

ベッテルもゴールに向かい周回遅れを何台か抜き、ハミルトンもその後に連なる、その周回遅れの中に終盤の雨の中、晴れ用タイヤで踏ん張っていたグロッグは踏ん張りきれずにベッテルとハミルトンに抜かれてゴール。。

フェラーリのピットも、マッサゴールの時は盛り上がっていたが、後続ゴール直前のコーナーでのグロッグの脱落でマクラーレンピットが最高潮に!


レースの結果は優勝マッサ、2位アロンソ、3位ライコネン

ハミルトンは5位入賞の4pゲット、マッサに1p差でチャンピオンに!


今回レースとしては、マッサは良くやったと思うよ

ハミルトンは全く良いところ無かったな
レースとして全く"勝ちに行く!"って部分が無かった
この"勝ちに行く"って言うのは、
彼が今までしてきたような"何が何でも無理してでも優勝する"と言う意味では無く
各チームそれぞれの状況に中で「ベストを尽くして、良い結果を目指す」と言えばいいのだろうか…

今まで、状況が少しでも悪くなれば無理無茶をして相手に迷惑かけるか、自滅していたハミルトンだから、チーム側もポイントリードしてるので、勝ちを狙わない5位以上狙いに絞ったって戦略も分からないではないが、そのコンサバな戦略が天候の変化で翻弄されチャンピオンへのマージンをこぼすところだったんだから

マクラーレンはミカ・ハッキネンが1999年にチャンピオン取って以降、何回かチャンピオン奪回のチャンスはあったモノのそれをつかみ損ねてきた。その原因の大半はメカニカルトラブル(多くはエンジンブローだった)でハッキネンの連覇は閉ざされ、ライコネンもそれに足元をすくわれてきた。

その経験からか、今回最終戦に挑むにあたってハミルトンのマシン(約3千の)全パーツの点検作業に1週間、約700万ドルの費用をかけて挑んだらしい
(って、なんで昔は気合入れて点検してなかってん!と言いたい…)

ま、ハミルトンもチャンプになった事でもう少し好いドライバーに育ってほしいね



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中国GP、観客は同じユニホームの団体さんが見守る中でタンタンと [F1]

中国GPの開催地は上海インターナショナルサーキット
場所は上海の外れ、GM、VW、トヨタなどの自動車組み立て工場が有り自動車産業の盛んな嘉定区(かていく)に2004年(当時最高だった)建設費2億4千ドルで造られた。

設計は(例によってF1ボスの娘婿)ヘルマン・ティルケ
コースの特徴は上空から見ると上海の"上"の字を模っていること…

天気予報では決勝戦当日に雨の可能性も有ったのだが
曇っただけで、一時"降るかも"と言うのも無いまま
ここ数戦のような大波乱やアクシデントの無く(良くも悪くも)淡々としたレースで有った。

ここ何戦、良くも悪くも荒れたりハプニングなレースが続いていたF1GPも残すところ2戦、チャンピオン争いに残ったのはマクラーレンのルイス・ハミルトン(84p)、5p差を追うフェラーリのフェリペ・マッサ(79p)、12p差のわずかな可能性を残したBMWザウバーのロバート・クビサ(72p)の3人

予選は2強、マクラーレンVSフェラーリがトップタイムを競う中、2連勝中のフェルナンド・アロンソのルノーが割込み、エンジン交換で10グリッド降格確定のレッド・ブルのマーク・ウェーバーは軽めの燃料でタイムを少しでも前をゲットしようとがんばり、ルノーに劣勢のBMWはニック・ハイドフェルドが調子を上げるも、ポイント3位のクビサは調子が上がらず、好調トト・ロッソは二人揃って予選最終ラウンドを突破

結果的にハミルトンがポールでライコネンが2番手、逆転狙うマッサは3番手で好調アロンソ4番手がコバライネンを5番手へ2強チームを分断

スタートも上位は予選順位で、序盤アロンソとコバライネンが抜いたり抜かれたり

それ以降は飛ばすハミルトンをライコネンが追う展開でマッサはそれを追走

最初にピットに入ったのはマッサ。。。結局彼は予選をタンク軽めで勝負したけど駄目だったって事みたい

チャンピオンシップにわずかな望みが有ったクビサは予選が駄目だったので下位ポジションの燃料量調整のメリットを生かしてピットを伸ばし上位進出を目指す

ハミルトンとライコネンは2回のピットインは同じタイミングで、タイヤ交換直後はタイヤに熱が入りやすいマクラーレンはタイムを上げるがフェラーリは数周はタイヤに熱が入らずその分のロスで差が広がり、安定すればほぼ同ペースになるがトランクション的にはロスが多かったみたいで、同僚のマッサは更に離されていった。

ライコネンのタイヤに熱が入り追い上げの時にインディアン・フォースのマシンが中々前を譲らず可成りタイムロスをしていたので(ハミルトン語るところの唯一の友達)エイドリアン・スーティルかと思いきや、スーティルはリタイア済みで、ベテラン、ジャンカルロ・フィジケラ…

上記のような周回遅れのロスタイムが3回ほどあったとかで、結局、ハミルトンを詰め切れず、本来なら残り周回で背後に詰め寄りプレッシャー(&タイヤの摩耗を誘う)を賭ける勝負に出るんだろうけど、それをやってもチャンピオンを狙える同僚マッサのポイントにはならないので、終盤、マッサが追い付けるようにペースダウンでマッサに2位(8p)を献上。

単独レースとしては、終盤に(来るだろう)クライマックスが無かったので面白みに欠けたまま、上位4位までは予選通りの順位で
コバライネンはタイヤトラブルで後逸、その後マシントラブルでリタイア
5位ハイドフェルド、6位クビサは1回目のピットを伸ばす変則2ストップで勝負したがここが限界でチャンピオン挑戦も終了

このコースは元々はフェラーリが得意としてたのだが、今年は例のタイヤの影響かマクラーレンに一歩及ばずと言う状況だった。

チャンピオンシップの行方はハミルトンがマッサに7pのアドバンテージで最終戦ブラジルGPへ

このGPのマッサは一時期の冴えは全く無かったのは、プレッシャーで弱点の弱さが出て来てたのかな?ハミルトンは相変わらずと言うか…



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