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マレーシアGPにスコールを呼び込むのはバーニー [F1]

第2戦マレーシアGP、レースを簡単に語ると

ブラウンGP、ジェンソン・バトン、2戦連続ポール・トゥ・フィニッシュ!

スコールにより赤旗、31周で終了

普通だったら「天候だから仕方ない…」なんだけど、今回はそうと言い切れない背景有り

今回も、ヨーロッパでTV観戦しやすい時間へ!と言うおとなの事情

前回のオーストラリア同様に
レースのスタート時間が繰り上げられての(現地時間)5時スタート

これは熱帯マレーシア、クアランプールでは非常にスコール確率が高い時間帯
そして、もし雨が降っていなくても、赤道直下はオーストラリアほど日は長くなく
レース終盤は夕闇迫る危険な視界状況の可能性が高かった。
(実際、赤旗中断中、再開に備えてヘルメットのバイザーを日除け→クリアー系に取り替えていたらしい)

マレーシアサイドは、今回のスタート時間は失敗とし変更を求めているようだが、
FOAのボス、バーニー・エクレストンはECでの視聴率が高く成功だったと、変更拒否の姿勢。



レースはやはり予選からブラウンGPは速く、対抗トヨタ、それらを追うレッドブル、ウィリアムズにKERSパワーで食い下がるフェラーリ、BMWザウバーとルノーは少し煮え切らず、遅れてマクラーレン、そして低予算で頑張るトトロッソ&フォース・インディアと言う感じの構図ながら予選タイムはかなり接近しているので、予選Q1で安心タイムを出したつもりで車降りてたフェラーリのマッサは気が付けば15位以下で敗退。

本戦はセカンドローからウィリアムズのニコ・ロズベルグがトップに飛び出し、トヨタのトゥルーリとブラウンGPのバトンが追い、4番手にルノーのフェルナンド・アロンソがKERSでうまくスタートダッシュを決めジャンプアップするが、上位グループの中では(燃料多めでも有ったが)速さに劣り、以下早々にトレイン状態に、ルーベンス・バリチェロはさすがの最速ブラウンGPですぐに攻略、しかしフェラーリのキミ・ライコネンは可也の苦戦だがアロンソのミスをついて攻略、次のレッドブルのウェバーが割と速く攻略出来たことを考えると、ルノーVSフェラーリの時のようなKERS同士の場合はそのパワーの使いどころが被れば中々抜くのは難しいかも知れない。

その後、各車一回目のタイヤ交換が始まり、トップ3では最後にピットインしたバトンがトップ、以下ロズベルグ、トゥルーリ、バリチェロ。。。ライコネンはその少し前、黒い雲が空を覆いだした頃のタイヤ交換で(大ギャンブルと言うか)ウェットタイヤにするが、本降りまでには(4~5周は)早過ぎて、降り出した頃にはタイヤに大ダメージで後方に沈む

熱帯のスコールは激しくなり、レースは赤旗中断で50分ほど待機の後にレース終了!

赤旗中断の1周前(=31周)を通過した順位がレースの成績となり、レース自体が規定周回の56周の75%以下なのでポイントは通常の半分
1位はバトン、2位BMWザウバーのニック・ハイドフェルド、3位トヨタのティモ・グロッグ。。。

フェラーリは今シーズンのレギュレーション大幅変更の不測の事態に対応する為に、経験豊富なアドバイザー、ミハエル・シューマッハを開幕2戦呼び寄せていた。
しかし、予選Q1で車降りてたマッサや早過ぎたウェットタイヤでライコネンを溺れさせたフェラーリの戦略ミスに対しての質問へミハエルは「ノーコメント!」と…
マシン自体は、前回よりは可也良く、フリー走行ではライコネンが好いタイム出していたが、終盤KERSから白煙出るトラブルもあり、本戦のスコールでも水没で作動停止と踏んだり蹴ったり

マクラーレン…と言うか、ハミルトンの例の事件(通称"ライゲート(偽証問題)")は指示したとされる担当のスポーティングディレクターのデイブ・ライアン氏は停職→離脱へ
しかし、まだまだ尾を引きそうな雲行きです。


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