マッサ地元ブラジルで勝つが負ける、ハミルトン2008年チャンプに(700万ドル効果あり!?) [F1]
2008年のラストラウンドは第19戦はブラジルGP
場所は昨年と同じく南米最大の都市サンパウロ市街地にあるインテルラゴス・サーキット!(実は←の名前は通称で正式名称は1977年に事故で死亡した地元のF1ドライバーの名前から"アウトドローモ・ホセ・カルロス・パーチェ"だとか…)
チャンピオンシップのポイントはマクラーレン、ルイス・ハミルトン94p対フェラーリ、フェリペ・マッサ84pでマッサが逆転をするには、マッサ優勝ならハミルトンが6位以下、マッサ2位ならハミルトンが7位以下でと言う感じ
予選は地元で逆転チャンプを狙うフェラーリ、フェリペ・マッサがポールポジションをゲット、2番手最近好調トヨタのヤルノ・トゥルーリ、3番手キミ・ライコネン、4番手ルイス・ハミルトン、5番手ヘイキ・コバライネン、6番手フェルナンド・アロンソ、7番手セバスチャン・ベッテル。。。
シーズンラストも後半戦のチームパフォーマンスのレベルで代替落ち着いたポジションだが2強チームに食い込んだトヨタのヤルノ・トゥルーリ(熱有ったらしいが)久々のフロントロー!
本戦は、スタート直前に(ブラジル的)スコールのような雨の為スタートは10分遅れに変更。その間に各チームはレインタイヤの交換(微妙なセッティングの変更も有るか?)
そして雨の中スタート!トップグループは慎重に第一コーナーをクリアー、しかし、中盤以下で、レッド・ブルのデイビッド・クルサードがスピンでウィリアムズの中島一貴も巻き込まれ、クルサードのマシンがコースを横断してストップでセーフティーカー導入。
これが引退ラストレースだったクルサードにはドライバー視線で見れるカメラがヘルメットに取り付けてあったのだが、本戦ではリタイアまでの映像しか使えませんでした。
スピンの原因はウィリアムズのニコ・ロズベルグの追突だったらしいがラストレースと新カメラ、勿体なかったよ…
セーフティーカーは序盤で期間も短かったので、レースの流れを変えるような動きも無く5周目に再開、その頃には路面も乾き始め、ラップタイムを計りながら続々とタイヤ交換へ、タイヤ交換の微妙なタイミングの差で13周目の順位はマッサ、ベッテル、アロンソ、ライコネン、ジャンカルロ・フィジケラ、ハミルトン。。と(一時的とはいえ)ハミルトンには危険水域に…
その後、幾つかのバトルやタイヤ交換などを経てレース中盤、トップはマッサ、2番手ベッテルが追いファステストを出し合い、以下アロンソ、ライコネン、ハミルトン…とマッサ的には勝つしかない、ハミルトン的には5位キープ(でチャンプ!)と言う流れ
燃料搭載量などの絡みでベッテルはピットインで後退ハミルトン4位で安泰のまま淡々と終わるかと思いきや
終盤、再び雨雲が。。
ラスト数周残して殆どのマシンがピットインでウエットタイヤに
順位が入り乱れ
トップ(リードの有った)マッサは変わらず以下アロンソ、ライコネン、そして(タイヤ交換せず踏ん踏ん張ってる)トヨタのティモ・グロッグ、ハミルトンとギャンブルに出たグロッグに先行されたが5位キープしたのもつかの間にベッテルから追い上げられ抜かれ6位に転落
このまま行けばマッサ逆転チャンプに。。
ハミルトンはベッテルを追うが追い付けない…
マッサは一位でゴール!
ベッテルもゴールに向かい周回遅れを何台か抜き、ハミルトンもその後に連なる、その周回遅れの中に終盤の雨の中、晴れ用タイヤで踏ん張っていたグロッグは踏ん張りきれずにベッテルとハミルトンに抜かれてゴール。。
フェラーリのピットも、マッサゴールの時は盛り上がっていたが、後続ゴール直前のコーナーでのグロッグの脱落でマクラーレンピットが最高潮に!
レースの結果は優勝マッサ、2位アロンソ、3位ライコネン
ハミルトンは5位入賞の4pゲット、マッサに1p差でチャンピオンに!
今回レースとしては、マッサは良くやったと思うよ
ハミルトンは全く良いところ無かったな
レースとして全く"勝ちに行く!"って部分が無かった
この"勝ちに行く"って言うのは、
彼が今までしてきたような"何が何でも無理してでも優勝する"と言う意味では無く
各チームそれぞれの状況に中で「ベストを尽くして、良い結果を目指す」と言えばいいのだろうか…
今まで、状況が少しでも悪くなれば無理無茶をして相手に迷惑かけるか、自滅していたハミルトンだから、チーム側もポイントリードしてるので、勝ちを狙わない5位以上狙いに絞ったって戦略も分からないではないが、そのコンサバな戦略が天候の変化で翻弄されチャンピオンへのマージンをこぼすところだったんだから
マクラーレンはミカ・ハッキネンが1999年にチャンピオン取って以降、何回かチャンピオン奪回のチャンスはあったモノのそれをつかみ損ねてきた。その原因の大半はメカニカルトラブル(多くはエンジンブローだった)でハッキネンの連覇は閉ざされ、ライコネンもそれに足元をすくわれてきた。
その経験からか、今回最終戦に挑むにあたってハミルトンのマシン(約3千の)全パーツの点検作業に1週間、約700万ドルの費用をかけて挑んだらしい
(って、なんで昔は気合入れて点検してなかってん!と言いたい…)
ま、ハミルトンもチャンプになった事でもう少し好いドライバーに育ってほしいね
場所は昨年と同じく南米最大の都市サンパウロ市街地にあるインテルラゴス・サーキット!(実は←の名前は通称で正式名称は1977年に事故で死亡した地元のF1ドライバーの名前から"アウトドローモ・ホセ・カルロス・パーチェ"だとか…)
チャンピオンシップのポイントはマクラーレン、ルイス・ハミルトン94p対フェラーリ、フェリペ・マッサ84pでマッサが逆転をするには、マッサ優勝ならハミルトンが6位以下、マッサ2位ならハミルトンが7位以下でと言う感じ
予選は地元で逆転チャンプを狙うフェラーリ、フェリペ・マッサがポールポジションをゲット、2番手最近好調トヨタのヤルノ・トゥルーリ、3番手キミ・ライコネン、4番手ルイス・ハミルトン、5番手ヘイキ・コバライネン、6番手フェルナンド・アロンソ、7番手セバスチャン・ベッテル。。。
シーズンラストも後半戦のチームパフォーマンスのレベルで代替落ち着いたポジションだが2強チームに食い込んだトヨタのヤルノ・トゥルーリ(熱有ったらしいが)久々のフロントロー!
本戦は、スタート直前に(ブラジル的)スコールのような雨の為スタートは10分遅れに変更。その間に各チームはレインタイヤの交換(微妙なセッティングの変更も有るか?)
そして雨の中スタート!トップグループは慎重に第一コーナーをクリアー、しかし、中盤以下で、レッド・ブルのデイビッド・クルサードがスピンでウィリアムズの中島一貴も巻き込まれ、クルサードのマシンがコースを横断してストップでセーフティーカー導入。
これが引退ラストレースだったクルサードにはドライバー視線で見れるカメラがヘルメットに取り付けてあったのだが、本戦ではリタイアまでの映像しか使えませんでした。
スピンの原因はウィリアムズのニコ・ロズベルグの追突だったらしいがラストレースと新カメラ、勿体なかったよ…
セーフティーカーは序盤で期間も短かったので、レースの流れを変えるような動きも無く5周目に再開、その頃には路面も乾き始め、ラップタイムを計りながら続々とタイヤ交換へ、タイヤ交換の微妙なタイミングの差で13周目の順位はマッサ、ベッテル、アロンソ、ライコネン、ジャンカルロ・フィジケラ、ハミルトン。。と(一時的とはいえ)ハミルトンには危険水域に…
その後、幾つかのバトルやタイヤ交換などを経てレース中盤、トップはマッサ、2番手ベッテルが追いファステストを出し合い、以下アロンソ、ライコネン、ハミルトン…とマッサ的には勝つしかない、ハミルトン的には5位キープ(でチャンプ!)と言う流れ
燃料搭載量などの絡みでベッテルはピットインで後退ハミルトン4位で安泰のまま淡々と終わるかと思いきや
終盤、再び雨雲が。。
ラスト数周残して殆どのマシンがピットインでウエットタイヤに
順位が入り乱れ
トップ(リードの有った)マッサは変わらず以下アロンソ、ライコネン、そして(タイヤ交換せず踏ん踏ん張ってる)トヨタのティモ・グロッグ、ハミルトンとギャンブルに出たグロッグに先行されたが5位キープしたのもつかの間にベッテルから追い上げられ抜かれ6位に転落
このまま行けばマッサ逆転チャンプに。。
ハミルトンはベッテルを追うが追い付けない…
マッサは一位でゴール!
ベッテルもゴールに向かい周回遅れを何台か抜き、ハミルトンもその後に連なる、その周回遅れの中に終盤の雨の中、晴れ用タイヤで踏ん張っていたグロッグは踏ん張りきれずにベッテルとハミルトンに抜かれてゴール。。
フェラーリのピットも、マッサゴールの時は盛り上がっていたが、後続ゴール直前のコーナーでのグロッグの脱落でマクラーレンピットが最高潮に!
レースの結果は優勝マッサ、2位アロンソ、3位ライコネン
ハミルトンは5位入賞の4pゲット、マッサに1p差でチャンピオンに!
今回レースとしては、マッサは良くやったと思うよ
ハミルトンは全く良いところ無かったな
レースとして全く"勝ちに行く!"って部分が無かった
この"勝ちに行く"って言うのは、
彼が今までしてきたような"何が何でも無理してでも優勝する"と言う意味では無く
各チームそれぞれの状況に中で「ベストを尽くして、良い結果を目指す」と言えばいいのだろうか…
今まで、状況が少しでも悪くなれば無理無茶をして相手に迷惑かけるか、自滅していたハミルトンだから、チーム側もポイントリードしてるので、勝ちを狙わない5位以上狙いに絞ったって戦略も分からないではないが、そのコンサバな戦略が天候の変化で翻弄されチャンピオンへのマージンをこぼすところだったんだから
マクラーレンはミカ・ハッキネンが1999年にチャンピオン取って以降、何回かチャンピオン奪回のチャンスはあったモノのそれをつかみ損ねてきた。その原因の大半はメカニカルトラブル(多くはエンジンブローだった)でハッキネンの連覇は閉ざされ、ライコネンもそれに足元をすくわれてきた。
その経験からか、今回最終戦に挑むにあたってハミルトンのマシン(約3千の)全パーツの点検作業に1週間、約700万ドルの費用をかけて挑んだらしい
(って、なんで昔は気合入れて点検してなかってん!と言いたい…)
ま、ハミルトンもチャンプになった事でもう少し好いドライバーに育ってほしいね
毎年ドラマチックなF1なんだけど、
マンガじゃないと描けないような展開が、この最終戦で起こったね。
ブラジルGPだけで「バンテージポイント」風に映画が1本創れそうだよ。
今後ますます楽しみなF1。
今のルールでいいんじゃない?なんか色々な案が出てるけど。ね、どお?
by momoko (2008-11-06 20:44)
ホントドラマチックと言うか。。
私的に気分スッキリ出来なかったのは
チャンプになる人はレースに勝たなくっても、チャンプを勝ち取ってほしかったって部分だな
(このあたりの事をここで具体的に説明してくれてるよ http://www.f1world.jp/race/18.html )
このパターン、マンガやドラマ等、作劇では絶対に描かない結末だと思うわ
来期のルールと言うかレギュレーションの大変更、私的にはコース上のバトルが増えると思うので期待大って感じだよ
具体的な解析は、今度ブログで纏めるから、また意見頂戴ね
by はんと (2008-11-07 21:37)