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ゴールドフィンガーより愛をこめて… [映画]

ジェームズ・ボンド公式DVDコレクションと言うマガジンのCMが今月半ばから結構流れていた。

ファンとしてはやはり気になり、買ってみた。
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第1弾はシリーズ第3作の「ゴールドフィンガー」って選択は、幅広い層に知られている007らしさを備えた代表的な作品なので正解だと思う。

DVD自体は、普通に映画DVDソフトとして売られているものとほぼ同等品で映像特典は無いが監督やスタッフの音声解説特典は有る。

企画としては現在公開中の22作目まで全て発刊するらしいので「慰めの報酬」は一般DVDソフトが夏でマガジン版が秋ってことになるから微妙な位置関係

このコレクション、DVDの方は映画は普通にDVD映画ソフトとして売られているものの同等品で(ディスク一枚だし)映像特典は付かないが、監督やスタッフの音声解説は付いていた。

マガジンの方は今回の「ゴールドフィンガー」を例にとると、今回は初回と言う事でこのコレクションが今後どのようなモノを掲載していくかと言う紹介のページが少々有ってから、本題の「ゴールドフィンガー」に作品紹介や公開当時の時代背景、ロケをした場所やメインのボンドガール、オナー・ブラックマンと強敵オッド・ジョブを演じたハロルド坂田については役とインタビューを交えた人物紹介で其々2ページ使われているのに、タイトルロールにもなっているゴールドフィンガーを演じたゲルト・フレーべに関しては、他の文章で触れられている以上に無いのが残念

あと、当然のことながらこの作品でデビューしたボンドカー1号とも言えるアストンマーチンDB5や襲撃されるノートフォックスの金の貯蔵庫に関しても見開きで解説

シリーズ全般に対しての小特集は今回はヴォッカ・マティーニについて…

と言う感じなんだけど、中身はすべて海外でも出版されたものを(レイアウトとか含めて)そのままコピーしただけ…って感じなんですよね

写真や記事に関してはそれでいいと思うけど、翻訳した人が007に関して無知と言うか、ボンドの所属する英国秘密情報部、通称MI6(エム・アイ・シックス)が全てM16(エム・十六)だったり、有名な潜水用ウエットスーツを脱いだ中が白いタキシードなのを「雨合羽を脱ぎ捨てると~」と、今回製作分の「ゴールドフィンガー」自体を観て無いって感じの訳や誤植も有ったり、007全般を語る文章がショーン・コネリー絶対主義っぽい臭いも少し感じられたのが純粋な007ファンに反感買うかも?

本来なら、翻訳だけにしても007に詳しい人を監修に付けるなりして、日本では一般に知られていない事柄などに関しては注釈を付けるなり必要だと思う

映画のパンフレットと少し違う方向性でそれなりには楽しめるものではあるけど、マニア的には資料的の物足りなさを感じるし、普通に興味を持った人に対しては、日本人視点での解説も有った方が分かりやすくなるのにな…ってね

今回は初回お試し価格の790円って事だったから、マガジンの不備を差し引いても十分お買い得感あったけど、レギュラーで1990円だと、007シリーズの映像特典が結構付いているはずのDVD、アルティメット・エディションが定価2990円で店によっては割引も有るって事を考えると、可也微妙な感じ。

ま、この手のコレクションマガジン的に全部揃える!って気合入れるよりも、基本的のどれも独立した作品なんだから、好きな作品や目についたのをピックアップって感じで楽しむ方が向いているかも知れないね


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