明暗分けるフェラーリ、マッサ優勝、ライコネン白煙エンジンブロー、共にロリーポップは必要かも… [F1]
ヨーロッパGPは今季二回目開催になるスペインに使われた
（GPの最高のレースを意味するモノなので一国一回開催が原則なので）
場所はスペイン第三の都市バレンシア、紀元前137年にローマ人に建設された古都で人気のスペイン料理パエリア発祥の地。
（しかしバレンシアオレンジはカリフォルニアで作られたので関係無いらしい）
コースは公道！バレンシアのハーバーサイドを利用したコースで公道にしては十分幅が有るが、レーンを外れてぶち当ると即リタイアなコンクリートウォールに囲まれていて、モナコとカナダ（モントリオール・サーキット）をミックスした感じ
設計者はヘルマン・ティルケ、新規F1サーキットのほとんどを設計、旧態化したコースのリニューアルを手掛けている人なんだけど、調べてみるとこの人ってF1界のボス、バーニー・エクレストンの娘婿なんだってね…
レース結果はタイトル通り…
なぜかヘルマン・ティルケ設計のサーキットが得意なフェラーリのフェリペ・マッサがポールトゥウィン＆ファステストも刻んでハットトリックでした。
昨年チャンプのキミ・ライコネンは予選が決まらず、本戦も不調で不運も重なり最後は白煙上げたエンジンブローでリタイア
ポイントリーダーのマクラーレン、ルイス・ハミルトンは2位でポイントリーダーキープ
ヨーロッパラウンドに入ってから湿っていたBMWは調子を戻し、ロバート・クビサが三番手スタート3位入賞
最近好調のトヨタはここでも調子良くヤルノ・トゥルーリが7番グリッドから5位入賞、ティモ・グロッグも１３→7位入賞
注目すべきはトト・ロッソ！レッド・ブルのジュニアチーム（すなわち格下）なのだが、親分不調を尻目にセバスチャン・ベッテルが予選では一時トップタイムを刻むほどの大活躍で結果としては6番手スタート6位入賞、同僚セバスチャン・ボーでも10→10と親分レッド・ブルを大きく上回る成績でした
（ま、これは搭載エンジンの適性の違いって部分も有るんだけどさ…）
イマイチ冴えが無かったのはルノー（及びルノーエンジン搭載の）レッド・ブル
（ホンダは問題外なのはもっと問題だが…）
地元二回目開催のルノー、フェルナンド・アロンソは12番手からスタートするも、バトル中に後方からウィリアムズの中島一貴に追突され、ピットに戻るも修復不可でリタイア
レースとしては、新サーキットで公道で。。って事で期待したんだけど余り面白くなかったョ
モナコの場合、抜けないコースだけど狭い街並みの中迫るガードレールでギリギリの状態でプレッシャーを掛け合う緊迫感が有るし
カナダ、モントリオールの場合は超高速＆ブレーキ勝負と迫る壁ギリギリでのバトルが見もの
抜けない、つまらないと言われてるハンガリーも、ピット戦略の駆け引きとそれを生かす為の攻めた走りが面白い
しかし、バレンシア道幅が有っても公道だからレコードラインに以外は使えないみたいで、場所に余裕があるのかコンクリートウォールも芝生？が広がるのを防いでるだけ…
と、言う感じでレース観戦においては（直接間接関わらず）バトルらしいバトルを感じさせないモナコとカナダとハンガリーの悪いところだけ抽出した感じで、2人のチャンピオンのトラブル以外は淡々とレースが終わりました
（初開催と言う事でカメラ設置の場所が悪く、好い映像が無かったのも大きいかも）
タイトルのロリーポップの件
ロリーポップとは、F1でマシンがピットインした時に給油やタイヤ交換など作業で発進出来るまでマシンの前にかざして足止めさせるボードの事で形状が棒付きキャンディに似ているからロリーポップと呼ばれているのだが、昨年くらいからフェラーリは人が手持ちでドライバーの眼前にボードを出すことを止め、マシン内のランプの表示（赤→緑）で知らせるシステムに変更した。
ま、それが直接の原因とは言えないが、ライコネンはコバライネンと競って入ったピットでの発進時にミスで緑に代わる前に発車し給油リグが外れて無かったのでけが人が出るトラブルに、マッサはマッサで発車時に後方から来て先行した車に接触しかかり、その危険行為で審議されレース自体にはペナルティーは出なかったものの１万ユーロの罰金に
フェラーリは新システム自体には問題無いとしてるが、ヒューマンエラーを起し易いのなら旧来のロリーポップに戻した方が良いんじゃないかな？？？
（GPの最高のレースを意味するモノなので一国一回開催が原則なので）
場所はスペイン第三の都市バレンシア、紀元前137年にローマ人に建設された古都で人気のスペイン料理パエリア発祥の地。
（しかしバレンシアオレンジはカリフォルニアで作られたので関係無いらしい）
コースは公道！バレンシアのハーバーサイドを利用したコースで公道にしては十分幅が有るが、レーンを外れてぶち当ると即リタイアなコンクリートウォールに囲まれていて、モナコとカナダ（モントリオール・サーキット）をミックスした感じ
設計者はヘルマン・ティルケ、新規F1サーキットのほとんどを設計、旧態化したコースのリニューアルを手掛けている人なんだけど、調べてみるとこの人ってF1界のボス、バーニー・エクレストンの娘婿なんだってね…
レース結果はタイトル通り…
なぜかヘルマン・ティルケ設計のサーキットが得意なフェラーリのフェリペ・マッサがポールトゥウィン＆ファステストも刻んでハットトリックでした。
昨年チャンプのキミ・ライコネンは予選が決まらず、本戦も不調で不運も重なり最後は白煙上げたエンジンブローでリタイア
ポイントリーダーのマクラーレン、ルイス・ハミルトンは2位でポイントリーダーキープ
ヨーロッパラウンドに入ってから湿っていたBMWは調子を戻し、ロバート・クビサが三番手スタート3位入賞
最近好調のトヨタはここでも調子良くヤルノ・トゥルーリが7番グリッドから5位入賞、ティモ・グロッグも１３→7位入賞
注目すべきはトト・ロッソ！レッド・ブルのジュニアチーム（すなわち格下）なのだが、親分不調を尻目にセバスチャン・ベッテルが予選では一時トップタイムを刻むほどの大活躍で結果としては6番手スタート6位入賞、同僚セバスチャン・ボーでも10→10と親分レッド・ブルを大きく上回る成績でした
（ま、これは搭載エンジンの適性の違いって部分も有るんだけどさ…）
イマイチ冴えが無かったのはルノー（及びルノーエンジン搭載の）レッド・ブル
（ホンダは問題外なのはもっと問題だが…）
地元二回目開催のルノー、フェルナンド・アロンソは12番手からスタートするも、バトル中に後方からウィリアムズの中島一貴に追突され、ピットに戻るも修復不可でリタイア
レースとしては、新サーキットで公道で。。って事で期待したんだけど余り面白くなかったョ
モナコの場合、抜けないコースだけど狭い街並みの中迫るガードレールでギリギリの状態でプレッシャーを掛け合う緊迫感が有るし
カナダ、モントリオールの場合は超高速＆ブレーキ勝負と迫る壁ギリギリでのバトルが見もの
抜けない、つまらないと言われてるハンガリーも、ピット戦略の駆け引きとそれを生かす為の攻めた走りが面白い
しかし、バレンシア道幅が有っても公道だからレコードラインに以外は使えないみたいで、場所に余裕があるのかコンクリートウォールも芝生？が広がるのを防いでるだけ…
と、言う感じでレース観戦においては（直接間接関わらず）バトルらしいバトルを感じさせないモナコとカナダとハンガリーの悪いところだけ抽出した感じで、2人のチャンピオンのトラブル以外は淡々とレースが終わりました
（初開催と言う事でカメラ設置の場所が悪く、好い映像が無かったのも大きいかも）
タイトルのロリーポップの件
ロリーポップとは、F1でマシンがピットインした時に給油やタイヤ交換など作業で発進出来るまでマシンの前にかざして足止めさせるボードの事で形状が棒付きキャンディに似ているからロリーポップと呼ばれているのだが、昨年くらいからフェラーリは人が手持ちでドライバーの眼前にボードを出すことを止め、マシン内のランプの表示（赤→緑）で知らせるシステムに変更した。
ま、それが直接の原因とは言えないが、ライコネンはコバライネンと競って入ったピットでの発進時にミスで緑に代わる前に発車し給油リグが外れて無かったのでけが人が出るトラブルに、マッサはマッサで発車時に後方から来て先行した車に接触しかかり、その危険行為で審議されレース自体にはペナルティーは出なかったものの１万ユーロの罰金に
フェラーリは新システム自体には問題無いとしてるが、ヒューマンエラーを起し易いのなら旧来のロリーポップに戻した方が良いんじゃないかな？？？
確かにリスクの少ない市街地サーキットですよね。
・道幅広い
・マンホール見当たらない
・ホワイトラインない
・アンジュレーションない
これじゃあミスも少なくなるわけで、
追い越しシーンも激減ですよね。
唯一の見所はダーティーなピットレーンでしょうか（笑）
市街地サーキットはモナコのカジノからミラボーに
続くライン上のマンホールを避けて走ったりとか、
そういう通常のサーキットではあり得ない
シチュエーションがあるから楽しいのであって、
バレンシアはコース以外の部分が市街地なだけであって
個人的にはまだフェニックスの方が良かったですね。
レース展開は来年のレギュレーション変更に期待でしょうか。
by とち (2008-08-31 22:09)
>とちさん
バレンシア、観客サイドへも、メインスタンドなのにコースが見えない席が有ったり、日差しのキツイ時期なのにろくなひさしも無くクレームが有ったとかで、いろいろ不具合が有ったみたいですね
契約は何年かあるみたいなので、来期はどれくらい改良されるのでしょうか？
by はんと (2008-09-10 21:49)