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祝ロバート・クビサ初優勝!!(事件はコースで無くピットレーンで起こった) [F1]

昨年、大クラッシュしたカナダ、ジル・ビルヌーブサーキットにて。。

BMWもチームとしても1,2フィニッシュでの初優勝!!
(現チームはスイス拠点のプライベートチームのザウバーをBMWが2年前買収して立ち上げたモノでチームの国籍としてはドイツに代わっているが、チームのファクトリー自体はザウバー時代からのスイスに有り今回の優勝で旧来のスタッフと思える人たちはスイス国旗を掲げて祝っていた)

クビサって、今までじっくり見る機会が少なかったのだが、生放送で優勝の後、計量などの検査~表彰台~記者会見で眺めた感想
今まで、顔写真や単独で見ていた時に思ったよりもデカイ!しかし、23歳と若いはずなのにベジータ以上に頭ヤバそう

しかし、今回の優勝で一気にポイントリーダーに!!

レースは毎回セーフティーカー出動のカナダGPだけあって荒れました。。

カナダGPの舞台のジル・ビルヌーブ・サーキット

ここは1967年のモントリオール万博会場跡地で人工島でもある公園、コースレイアウトは長いストレートとタイトなコーナーとシケインのコンビで高速走行&フルブレーキングの非常に厳しいコース、しかも公道なので常設されている他のサーキットと比べ路面のグリップレベルが低くく、ランオフエリアも狭くコンクリートの壁で囲まれている個所も多いのでコースアウトでクラッシュリタイアにもなりやすく非常に荒れるレースも多いサーキットで有る。

今年はサーキットの路面補修をしたそうなのだが、その仕方が悪かったのか、それともTCR抜きになったF1マシンからのストレスが大きかったのかコーナーを中心に路面のはく離など起こり、予選後、本線前までにも路面破損個所を修復さてばかりの状態と言う路面状況の悪さ

この条件だけで、荒れるレースを予感させ、実際滑りやすそうな路面で手を焼くシーンもたくさん見られた

レースは予選順位から大きな変動は少なくスタートした。

ルイス・ハミルトンはポール・ポジションから飛び出し(おそらく軽めのタンクと)ソフトタイヤの特性を生かして先行逃げ切りを狙う感じ、二番手ロバート・クビサ、三番手キミ・ライコネンはハードタイヤなので余り離されないように追走と言う感じ、フェルナンド・アロンソは抜いたフェリペ・マッサを抑えて踏ん張っていた。

10週余り過ぎポジションとペースが安定しだしたころ、ライコネンがクビサとの距離を詰め、抜く隙をうかがいだしたころ、一台のマシンがトラブルでコースに少しはみ出た位置で停止、それを撤去する為に(カナダ名物の)セーフティーカーが導入された。

上位周回していたマシン(予選上位)は、下位のマシンに比べ燃料が少なかったので、このタイミングでピットインを始めた。今期からのルールでセーフティーカー導入中のピットの出入りはいくつかの条件で制限され出入り口にはそれを知らせる信号ランプも設置されてある。

そこで、事件は起こった!

ピット出口は赤信号、ピット作業を終えて信号の手前のラインに並ぶクビサとライコネンのマシン、そこへハミルトンのマシンが信号見ないで突っ込んだ。。

ライコネンとハミルトンのマシンは大破でリタイア…
(さらにその後ろから突っ込みかけたニコ・ロズベルグはウイング壊しただけだったので一周回って再度ピットしてたが)

日本の公道の交通ルールでも、1:100の事故パターン

実はハミルトン家、数日前パパ・ハミルトンも英国の自宅近所で友人借りたポルシェGT3で自爆事故起こしていたとかで、息子ルイスはそれを笑い飛ばしていたんだよな…


三強チームの優勝候補の二人が消え去った後

セーフティーカー導入後、順位は上位と下位が少しシャッフルされた状態だったが、それぞれ違う条件を抱えながらいくつかのバトルを楽しむ事が出来ました。

マクラーレンとフェラーリの生き残りの二人、フェリペ・マッサは(終盤少々のラッキーにも恵まれ)ポイントゲット、ヘイキ・コバライネンは今回はイマイチ走りがさえなかったみたい

BMWザウバーの二人は(強敵の消えた中)それぞれ違う戦略でベストを尽くして1,2ゲットの初優勝

ルノー、元チャンプ、アロンソ序盤の頑張りを見せたけど、(ミッショントラブル?)スピンでリタイア。成績が不振で首があやぶいネルソン・ピケJrは予選はイマイチだったけど、本線にてトヨタの2台を抜き去るなど、そろそろチャンピオンDNAが発動しだした??かもしれないがレースの結果はリタイア(原因は知らないけどさ…)

レッド・ブルは運を引き寄せ、それを生かしたベテラン、デイビッド・クルサードが久々の3位表彰台

トヨタ、序盤はピリッとして無かったけど、いつの間にか繰り上がって来て生き残り4,6位入賞

ウイリアムズ、予選好調本戦も最初良かったニコ・ロズベルグだったがピット事故に参加してウイング交換してから運気下降でポイント取れず、同僚中島一貴はセーフティーカー導入後はしばらく好いポジションにいたが、その後ズルズルっと後退の後、他車に突っ込みフロントウイング破損、それを修復に向かったピットレーンで取れたウイングが車体下に入り込みそのままピットレーンの壁に。。ピットリタイア3台目に加わる


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momoko

ハミルトンが悪い!と思うのだけど、彼って自分は100%悪くないと思ってて全く謝る気持もないんだね。(インタビューでの和訳に間違いが無ければ)実際謝罪無しだし。でもやはりペナルティ科せられていたね。最近ぱっとしないアロンソを応援したくなったよ。
それに比べてライコネンの大人な態度。内心は別として。悔しかっただろうなぁ。
フランスGPの話しになるけど、昨夜は予選から興奮してしまった。
ライコネン、マッサの1,2が嬉しい。
中嶋はギリギリで走ってたからなぁ。もう少し余裕持てるようになって欲しい。本ちゃんでガンバレ!
by momoko (2008-06-22 14:09) 

はんと

こんばんわmomokoさん

そうだね、ありゃハミルトンがアカンわな

あの件に関して幾つか記事見たけど彼は「単なるレーシングアクシデント」と、非を認めず、その言動から(今まで英雄視していた)地元英国メディアも一斉に批判してるらしいよ…
彼はフランスGPでのペナルティに対しても「重すぎる」って言ってたが、昨年カナダであの信号無視したマッサとかは黒旗で失格になっていたんだから、出場停止とかにならなかっただけ軽かったと思うね
カナダのあのピットの時にハミルトンが一番にピットアウトしていたとしたら、多分信号無視でコースイン=失格になっていただろうしね

アロンソは頑張っているよね(だから私も応援したくなる)

フランスの予選面白かったよね!
(今年から大阪でも予選放送見れるようになったのがうれしい)

中嶋も頑張っているよね、割と運も良くポイントゲットしてるしさ。。でも、フジテレビのアナが絶叫するほどではなんだよね、だから違和感感じてしまうんだよ(彼のせいでは無いのにね)


by はんと (2008-06-24 02:10) 

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